キリ番報告・書き込み義務はありません
【報告は義務ではありません】
よく説明書きに『カウンター踏み逃げ禁止!絶対報告!!』や『このホームページを見たら絶対カキコ!』などと書いてあるウェブサイトがあったりします。ですが、踏み逃げの禁止や書き込みの強制などということは管理人の傲慢に過ぎないと思います。 管理人からすれば、カウンターが回ることも、掲示板に感想の書き込みをもらうことも大変嬉しいことです。ですが、それは訪問者に強制することではないでしょう。 訪問者からすれば、なぜキリ番を必ず報告しなければならないのか、なぜ必ず感想を書かなければならないのか全くわかりません。 キリ番の報告も、作品やウェブサイトの感想も、全て訪問者の自由意志に委ねるべきなのではないでしょうか? 「キリ番を踏んでしまった! 報告しなきゃ!!」 「感想絶対って書いてある…でも、何を書けば良いの?」 と、ある種の強迫観念や困惑を生む場合を、考えてください。 もし、あなたのウェブサイトを訪れた人が、悲しいことですが、あなたの作品に対して何も感じなかった場合にも、感想を書けと強制することが出来ますか? 無理矢理、強引に書き込まれた感想と、心からあなたの作品に感動し、同調して書き込まれた感想と、どちらのほうがより価値があるでしょうか? 人の感覚はそれぞれです。Aという作品に共感を抱く人もいれば、反感を抱く人もいます。自分の作品に対して共感を抱いて書かれた感想のほうが、あなた自身も気持ちよく読めるはずです。 もちろん批評をしてもらいたいと思う人もいるでしょう。『ここをこうしたほうがもっと素敵な作品になるよ』と教えてほしいのであれば、『カキコ強制!』ではなくその旨をきちんとあなた自身の言葉で書くべきであると思います。 あなたはいわば、あなた自身の美術館の館長なのです。美術館は鑑賞者がいなければ意味を成しえません。そして、その美術館がウェブ上にあるということは、あなたの作品は世界中に無料で公開されているのと同じなのです。訪れる鑑賞者は無料であなたの作品を見る権利を有しますが、それに対し感想を述べる義務は負ってはいません。 管理人も、訪問者も気持ちよく発言が出来る場を設けるのが、管理人の役割でもあると思います。 ←目次 / ↓関連リンク
【目次】
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